利用者の減少などから存続の危機にありましたが、2017年4月2日から、住民の方々の組合方式で運営を引き継でいます。

『かたくり温泉ぼんぼ』に入館すると、「いらっしゃいませ」の気持ちが良い声が出迎えてくれます。
館内は、廃館の危機があったとは思えないほど綺麗です。
館内に掲示されている温泉情報を見ると、源泉の温度が低い為に、加温しているようです。
加温するための燃料費がかかっているのですね。
これが、経営を圧迫している一因にもなっていたのでしょうね。
お風呂のお湯は、源泉そのものです。
色は、透明度が高い、透き通った綺麗な湯です。
浴場はゆったりと時間が流れていく、癒される空間です。
風呂桶、ボディーソープ、シャンプー、ドライヤーが完備されてますから、タオルの持ち込みだけで安心して入浴できます。
鶴岡市には、日帰り温泉があちこちにありますが、それぞれ特徴があります。
温泉の色も違ったり、設備の内容も違います。
銭湯は、大体同じ造りだと思いますが、日帰り温泉施設はそれぞれ違いがあります。
温泉好きの人は、あちこち回っていると思います。
現在は、羽黒町のやまぶし温泉ゆぽか、長沼温泉 ぽっぽの湯、くしびき温泉 ゆ~Townの回数券で『かたくり温泉ぼんぼ』に入ることが出来ます。(経営体が違いますので今後変わる可能性もあります。)
私が入館した時は、ご高齢の方が多く入浴されていました。
地元の温泉のご近所の方が利用されているんだろうな。と思います。
この温泉が憩の場になっているのだと実感します。

気持ちよく入浴した後、脱衣所の壁に、4月からの入館者数のグラフを目にしました。
そのグラフには、利用者実績数、比較のための昨年度同月利用者数、そして、施設を維持するために必要な利用者数の線が引かれていました。
地域の人たちが、現状を認識して、入浴施設を維持していきたいという気持ちが表れている掲示です。
このグラフを見ると、『かたくり温泉ぼんぼ』を応援したいな。という気持ちが湧いてきます。
私自身は、温泉好きで、いろいろな施設を巡っていますが、『かたくり温泉ぼんぼ』は自宅から遠く、いつもは、自宅近くの温泉施設に通っています。
そこでは、行くたびに見かける常連さんもいて、毎日通っているのではないかと思う人もいます。
そんな、温泉好きの方々に、一年の内、何回か『かたくり温泉ぼんぼ』に足を運んでいただくだけでも、地域の憩の場所となっている『かたくり温泉ぼんぼ』を維持できるのではないかと思います。
お風呂上りに、テレビを見ながらちょっと一休みして『かたくり温泉ぼんぼ』をあとにしました。
施設の玄関を出る時も、「ありがとうございました」の温かい言葉をかけていただきました。
山形県内、内陸地方から112号線を通ってこられた方にも、ちょっと立ち寄って、綺麗な御風呂で休憩には、ちょうどよい場所です。
国道112号線から温泉施設に入る道は、ちょっと分かりづらいですが、私は、国道沿いの床屋さんの赤・青・白の三色のサインポールを目印に道を曲がっています。
所在地:鶴岡市熊出字東村157-3
電話: 0235-53-3563 かたくり温泉ぼんぼ管理運営組合
時間: 午前9時~午後9時30分(入館は午後9時まで)
※変更の可能性もありますのでご了承ください。
駐車場は広いので、安心して来場できます。
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【地図】
グーグル マップをリンクしています。
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施設名、住所等を検索窓に入力してみてください。
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『かたくり温泉ぼんぼ』の予定表をいただいたので、勝手に掲載させていただきました。
イベントも企画されて盛り上げています。
2017年8月版に更新しまた。
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2017年8月の『かたくり温泉ぼんぼ』の予定表
『かたくり温泉ぼんぼ』のホームページはこちらです。
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